上野動物園に「北限のニホンザル」仲間入り(読売新聞)

 青森県の下北半島に生息する国天然記念物「北限のニホンザル」が19日から、上野動物園(東京都台東区)のサル山で一般公開される。

 食害対策で捕獲され、昨年4月に同園に引き取られた21頭と、その後生まれた子ザル2頭だ。気候や環境の変化にもすっかり慣れ、これまで公開されてきた雑種の群れと入れ替える。

 深刻な食害対策で地元自治体が捕獲を始めたのを知った上野動物園が昨年1月、「処分するなら譲ってほしい」と申し出た。同4月には、同県むつ市脇野沢で捕獲された21頭が引き取られ、5月に生まれた子ザルとともに計23頭(オス6頭、メス17頭)が園内の非公開の施設で飼育されてきた。

 夏場は、過ごしやすい下北半島とは打って変わり、室内は30度以上。それでもバテずに過ごし、現在サル山で公開されている九州地方の雑種の群れ36頭と総入れ替えすることに。同園では「下北のサル」として紹介され、北国育ちに配慮して、夏はスプリンクラーで水を噴霧することも検討している。

 同園によると、下北のサルは現在公開されている雑種の群れと比べて体毛が2倍ほど長いのに加え、白っぽいのが特徴。飼育担当者は「ぬいぐるみみたいでかわいらしいので人気者になるのでは」と期待を寄せ、むつ市農林水産課の担当者は「夏バテもしなかったと聞き、ほっとした。動物園で元気に過ごしてほしい」と話していた。

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by nsw4ehsve0 | 2010-01-13 08:19
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